1杯のコーヒーから見える世界

真夏のような暑さになったかと思ったら、この数日は気温が下がって雨が続いています。TOWANOBAの樹々たちも、雨の重みで枝がしなり、庭へと続く道は緑のトンネルをくぐるよう。昨年よりも、雨が多いような気がします。

 

霧も濃くなった先日の午後、とあるコーヒー豆販売店の営業の方が偶然通りかかり、COFFEE STANDに立ち寄ってくださいました。コーヒーの仕入れ先は決まっているので申し訳なかったのですが、コーヒーを1杯飲んでくださり、最近のコーヒー豆事情を聞かせていただきました。その方のお話では、中東情勢はその方の会社のコーヒー豆流通にはあまり影響がなく、それよりも生産者が減っていることが流通量の減少を招き、値段の上昇につながっているのだそうです。なぜ生産者が減ってしまうのか聞いてみると、コーヒーよりも価格の高い果物の栽培に切り替えられてしまっているのだとか。

 

そんな話を聞いて、OVERVIEW COFFEEのwebページにあるブログをのぞいてみると、今販売中のアースライズの生産者さんについての記事が掲載されていました。

写真はOVERVIEW COFFEEさんのwebページよりお借りしました。

現在販売中のアースライズは、エルサルバドルの豆になっています。ご興味のある方はぜひOVERVIEW COFFEEのwebページもご覧いただきたいと思います。記事の中にも書かれているのですが、エルサルバドルでは1980年代~90年代に内戦がおこり、多くの方が犠牲になったそうです。最近では治安も改善されてきているようです。

写真はOVERVIEW COFFEEさんのwebページよりお借りしました。

こちらは現地の生産者さんの様子。20代の若い方で、親御さんと一緒にコーヒー豆の生産に携わり、世代交代をしている最中なのだそう。OVERVIEW COFFEEでは、こういった新しい生産者さんのコーヒー豆も積極的に取り扱っています。

近い将来、コーヒー1杯5000円になるかも、なんて話もある今日この頃。手の届く価格でコーヒーを楽しむために、どうすればいいのでしょう。その問いには、簡単に答えが出ないと思います。

生産者、取扱業者、小売業者、そして消費者。様々な人がかかわって1杯のコーヒーが出来上がります。その1杯のコーヒーに携わるすべての人が、その人の望む暮らしができる。そんな世界になるといいなあ、と思います。


TOWANOBA COFFEE STANDでは、OVERVIEW COFFEEのラインナップの中でも特におすすめの豆を使って、コーヒーやラテを淹れています。豆だけでもご購入いただけますし、お試しにぴったりなギフトバッグのセットも販売中です。お気に入りの豆が見つかりましたら、店舗の商品と同時にお取り寄せすることも可能です。お気軽にお申し付けください。

しとしと雨が木々の葉を濡らし、緑を鮮やかにしています。濃い霧の中、遠くから聞こえる鳥の声を聞きながら、ただぼんやりと時間を過ごすのも乙なもの。TOWANOBA COFFEE STANDで美味しいコーヒーを用意して、お待ちしています。

 

N.Takahashi