再生する暮らしを、ここから。
TOWANOBAは、ただ自然の中にある宿ではありません。
ここは、土へ、森へ、未来へとつながる循環の一部になる場所です。
火を囲み、太陽を浴び、土に触れる。
その時間の裏側では、小さな再生が静かに続いています。
“サステナブル”は維持すること。
“リジェネラティブ”は、より良くして返していくこと。
TOWANOBAは、自然を消費するのではなく、自然と共に再生と循環を繰り返している場所でありたいと考えています。
施設内で出る有機物は、コンポストへ。微生物の力で分解され、土へと還ります。
その土はやがて畑で使われ、季節の野菜やハーブとなります。
自分が食べたものの一部が、次の命を育てる。そう思うと、ただの生ごみも愛おしくなりませんか?
屋根の上では、太陽の熱を利用してやわらかな温水をつくっています。
薪だけではない、自然の力を借りたエネルギー。
太陽にあたためられたお湯は、体を芯からポカポカさせてくれます。
EVステーションの電力は、太陽光発電から作られています。
移動も、できる限り自然エネルギーを使用することで、未来へ向かう選択を増やしています。
施設内に設けられた虫たちの住処。
彼らは植物を守り、土を豊かにし、生態系のバランスを整えてくれます。
小さな命が、大きな循環を支えてくれます。
自然素材と伝統工法でつくられた「暮らしの家」。
土、木、呼吸する壁。
時間とともに馴染み、風景に溶けていく建築です。
一部にはソーラーパネルを設置し、自然の力を暮らしに取り込んでいます。
屋根に降った雨は、タンクへと集められます。
この水は農作物の成長に役立ちます。いざという時は、災害時の非常用水として利用されます。
空から届いた水が、無駄になることなく、暮らしの一部として循環していきます。
不要な土を盛って、固めた階段。私たちの移動のために再構築されています。
高低差は、植物を植えるための環境となり、新しい緑を生み出します。
STOREは、伝統工法を用いて増築されました。
壊してつくるのではなく、受け継ぎながら広げていく。
建物もまた、再生の一部です。
土でつくられたアースオーブン。
それは、自然素材から生まれる“再生のかたち”。
薪棚は、太陽と風を利用して薪を乾燥・保管する場所。
電力に頼らず、自然の力を借りながら整えていく。
見えないところにも、循環があります。
小さな水辺は、生きものたちの居場所になります。
虫や鳥、微生物。
さまざまな命が行き交い、自然のバランスを整えていきます。
落ち葉を集め、自然に分解される環境をつくっています。
やがてそれは土となり、植物を育てる栄養へ。
森の営みを、そのまま敷地の中で再現しています。
落ちてきた枝を燃やし、炭にします。
その炭は、STOREの下にも敷き詰められており、土壌改良や暮らしの中で再び活用されます。
コンポストから生まれた土を使い、レイズドベッドで野菜を育てています。
少ない雨でも保水力を高め、無理なく育つ環境を整えてくれます。
畑の土は、コンポストから移動したもの。収穫した野菜を味わい、その一部は再び土へ。
食べることもまた、循環の一部です。
昔ながらのかまどで、調理をすることもまた、伝統の循環です。
ここで出た生ごみはコンポストへ。その土で作られた野菜が、またこのキッチンへ戻ってきます。
TOWANOBAの循環は特別なものではありません。
昔から続く、当たり前なものを集めています。
ここでの発見や、経験、過ごした時間が皆さまの暮らしとこれからの未来へと続いていくことを願っています。